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抗原検査 <2.Tzanck test>
ウイルス抗原検査 【2.Tzanck test 】今回は何種類かあるウイルス抗原検査のなかでも
『2.Tzanck test(ツァンク・テスト)』についてお話いたします。
この検査は、病変部の水疱内容物をギムザ染色し、ウイルス性巨細胞を検出する検査法です。
眼科剪刃、スライドグラス、アセトンとギムザ染色液があれば簡単に実施でき、
5~10分程度で結果が得られます。
ただし、HSVとVZV(*1)では同様の細胞変性効果を示すため、両者の鑑別はできません。
また、水疱や新鮮なビラン(ただれ)から検体が採取できないと陽性率は低くなります。
(*1)VZV:帯状疱疹のウイルス
2013年08月26日
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