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射精のとき、精液は回転しながら出てくる!?(その3)
何回かにわたって、男性の精液が回転しながら出てくるのではという
テーマでお話をして参りました。最後になる今回は、
「なぜ、精液を回転させる必要があるのか」について、私の考えを
お伝えしたいと思います。
性行為において男女の性器が深く結合され、射精により精液が回転して
放出されれば、どんなメリットがあるのだろうということを考えて
みました。
最も可能性があるのは、「子宮口を正確に射ることが可能だ」という
ことではないでしょうか。
粘液性があり、量が少ない液体である精液を真っ直ぐ飛ばすためには、
その液体に回転を加えることができれば、より効果的です。精液を
ピュッと飛ばすことが可能になるからです。
精液が回転していれば、地球の重力に負けないで、少なくとも数十
センチメーターは飛ぶでしょう。この現象を射精というわけです。
高校生が数人集まり立ったまま、マスターベーションをし“精液の
飛ばしっこ競争”をすると、なんと2m以上飛ばせる男の子もいるそうです。
たしかに精液の飛距離は10cm~2mと諸条件により個人差があるようですが、
「ピュッ」の力はすごいですね。
精液が時計方向、あるいは反対方向に回転しながら飛んでいくのだとすると、
それは、子宮口への精液の命中率を少しでも挙げるためのスパイラル効果とも
考えられます。
銃の機能に例えると、まさにこれはライフル銃の機構です。
正確に標的を射るための機構ですね。
以上が「精液は回転しながら放出される」という私の持論です。
お読みいただいた皆さんに感謝します。
実際のところ、肉眼では精液が飛んでいくのは確認できても、
回転しているかどうかははっきりとは確認できません。
しかし、人間として、この神の創造の素晴らしさには驚嘆し、賛美し、
感謝を捧げたいという気持ちでいっぱいです。
それではごきげんよう!
2011年06月26日