Home > 【性にまつわるお話】 > 9月4日は「世界性の健康デー」
9月4日は「世界性の健康デー」
毎年9月4日は「世界性の健康デー」です。
この日は、あまり知られておりません。
“世界性の健康デー”(world sexual healthday/略称:WSHD)は、『世界性の健康学会(略称:WAS)』が2010年に制定した記念日で、普段見過ごしている「性の健康」を改めて考えて推進する日です。
私たちは「性について聞きたいこと、困っていること」は数多くあると思いますが、その中でも今回のテーマは『コンドームを嫌がる男をどう説得するか』にいたしました。
<今回の相談テーマ>
「コンドームを嫌がる男をどう説得するか」
<回答その1>
コンドームを着けるのを嫌がる男!
女性としては基本的にそういう男性とはセックスしないことですね。
確かにコンドームを使いたがらない男性は大勢います。
数十年前までは、性交渉は基本的に決まった相手と結婚生活のなかで、夫婦生活として行うものと考えられていましたから、コンドームの使用は不要なわけでした。
もちろん、妊娠の可能性はあるわけですが。
現在では、セックスパートナーが決まっている場合、女性側がピル(経口避妊薬)を正しく服用し、お互いに性感染症であるクラミジア感染、淋菌感染、HIV感染、梅毒などの検査を行い、性の健康を確認できていれば、コンドームを使用する必要はありません。
しかし、男性に不特定多数のパートナーがいる可能性がある場合は、コンドームの使用は不可欠です。二人の性行動から考えて最も良い方法をさがしては如何でしょうか。
<回答その2>
男性は、女性には理解し難い変な動物です。多くの男性は本能的な性行動をとる可能性があります。
その男性は貴女だけを愛しているとは限りません。その男性はセックスを愛しているのです。
つまり、排泄行為という性行動を起こすということです。
さて「コンドームを着けるのを嫌がる男!」は大勢います。
でも、その男性にコンドームを着けたくない理由を先ず、聞くことです。
男性は、頭で分かっていても行動できない方が大勢います。
でも話しをすれば、必ずわかるはずです。コンドームを着けないとどうなるかを再認識させることです。
妊娠の可能性、性感染症の可能性などについて話し合いましょう。
「私を愛しているの? 私を愛しているならコンドームを着けて!」
二人の「健康な性」のためにはコンドームは必要条件です。
これでダメならお別れですね。
それではご機嫌よう!
2012年06月05日