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皮膚粘膜HSV感染症の診断法
皮膚粘膜HSV(単純ヘルペスウイルス)感染症の診断法には、様々なものがあります。臨床医は、各検査法の特徴についてよく理解し、これらの結果のみから診断するのではなく、 その結果を診断の一助として利用することが必要と考えます。
患者にとって「ヘルペス」という診断は、医師の想像を遥かに超える精神的負担や混乱を 招くものであり、検査の結果から容易に「ヘルペス」と診断し、ヘルペスで悩む患者を増やしてはなりません。
反対に、検査結果を過小評価し、不本意な感染を拡大させないよう留意することも忘れてはいけません。
ウイルス学的検査には抗原検査、抗体検査、遺伝子検査があります。 次回から、ウイルスの存在を直接証明できる抗原検査について、ご説明していきたいと思います。
2013年07月31日
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