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月刊誌『テーミス』「新梅毒」急増の意外な感染源を警戒しろ!
月刊誌『テーミス』に私の記事が掲載されましたので報告いたします。
月刊誌『テーミス』は伊藤寿男氏が編集主幹です。
伊藤寿男氏は昭和33年、講談社に入社。『週刊現代』編集長。
『フライデー』編集長を兼務。昭和63年に同社を退社。
株式会社テーミスを創業、代表取締役社長兼編集主幹です。
この月刊誌『テーミス』は、時代が見える!未来が読める!
一歩先行く情報満載!を謳っています。
内容は
1.経済・ビジネスの最深部に迫る
2.読者の眼でマスコミの内幕を斬る
3.健康に役立つ最新医療情報を
4.「背景」に目配りした政治・教育・文化情報
5.ホンネだけの世界・国際情報 などです。
さて、THEMIS(テーミス)とは?何か? 調べみました。
THEMISはギリシア神話に登場する女神。左手に剣、右手に秤を持ち、判断から私心を取り去るため目を布で覆っている。正義と公平の守護神である。
私の記事の掲載内容は下記の如くです。
母親や赤ちゃんまで襲う
「新梅毒」急増の意外な感染源を警戒しろ
「もうエイズも梅毒も怖くない」が常識だが新手の風俗などから水面下で蔓延中!
老いも若きも危機感が薄れて
1985年、日本で初めてエイズが確認されたときの衝撃は、日本列島を震撼させたといってよい。ある有名俳優は外国旅行中だったが、国内を避けてフランスで治療を受けているとか、すでに死亡したという噂まで流れたものである。
それから後は、ある風俗地区のソープ嬢にエイズが発症したと風評が立つと、客足がばったり途絶えたりもした。ところが約30年たって現在では、死に至る病といわれたエイズも、効果的な治療法が発見されたこともあって、話題になることも少なくなった。
しかし、日本性感染症学会評議員で宮本町中央診療所院長の尾上泰彦氏は「文明国でHIV感染者が増えているのは日本ぐらいだ。さらに東アジア全体では急増している。10代後半から30代に多いが、特にMSM (Men who have Sex with Men)と呼ばれる男性同士でSEXするゲイに増加傾向がある」と語る。
もちろん若い世代だけではない。東南アジアへ旅行する中高年男性も、昼はゴルフをするものの、夜は現地の女性とアバンチュールを楽しむケースが常態化している。
現地の日本人ガイドによれば、「一時はエイズが怖くて夜の遊びは控えられていたが、ここ数年は『女性は全員HIV感染者ですから気をつけて』と注意するものの、全く気にしていないようだ」と語る。
一方、最もポピュラーでありながら、しばらくその名を聞くことのなかった性感染症である梅毒も急増しているのだ。
13年は全国で1千200人を超えたが、なんと3年間で患者数は倍増している。梅毒は感染症法で医師には全例報告が義務づけられているが、多忙などを理由に保健所に報告していないケースが多いから、実際の梅毒患者はもっと増大しているとみてよい。
梅毒は太平洋戦争終結数年後まで、患者であることを隠す不名誉な病気であることに加え、死に至る病として恐れられてきた。ところが抗生物質であるペニシリンの発見によって、完治できるようになったため、人前で口にすることも出来るし、もう恐ろしい病気ではなくなってしまった。
そんな誤れる安心感が広まったため、最近は、若い世代を中心に広く拡大しているというのが実状である。
しかも梅毒まで、エイズと同じようにMSMの急増が患者数を加速しているというのである。
(後文は省略いたします)
2014年07月07日