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『TMA法の咽頭からの検体採取方法:監修』
富士レビオ(株)から発売されたアプティマTMCombo2クラミジア/ゴノレア(TMA法)は咽頭検査での保険が追加適用されました。
2009年10月1日より保険適用されました。
保健点数は300点(判断料150点)
これはクラミジア核酸キット 淋菌核酸キットでアプティマTMCombo2クラミジア/ゴノレア(TMA法)と言い、クラミジアトラコママチスおよび淋菌直接検出用です!
≪特徴≫
1.アプティマTMCombo2クラミジア/ゴノレアは
1回の検査で同時にクラミジアと淋菌の鑑別結果がわかります。
2.アプティマTMCombo2クラミジア/ゴノレアは
交差反応性試験において、高い特異性を示しました。
特に口腔内常在菌との交差反応は認められませんでした。
3.アプティマTMCombo2クラミジア/ゴノレアは
従来検査(クラミジア遺伝子増幅検査法)と比較して約1000倍
高感度であることが示されました。
4.アプティマTMCombo2クラミジア/ゴノレアは従来検査と比較して
反応阻害物質の影響が少ないことが示されました。
5.アプティマTMCombo2クラミジア/ゴノレアは
特に咽頭擦過物による検査が可能です。
尿・子宮頸管擦過物、男性尿道擦過物に加えて、咽頭擦過物での検査が可能です。
TMA法(検査方法についてはHPA法及びDKA法)
今回、アプティマTMCombo2クラミジア/ゴノレア咽頭検体の採取方法について
私、宮本町中央診療所院長尾上泰彦が監修いたしましたので報告いたします。
スワブの正しい持ち方は、写真にあるようにペンを持つように、軽い抵抗でも逃げ場があるように親指と人差し指で軽く挟みます。
<咽頭からの採取方法>
1.APTIMASTDスワブ採取セット(男性・女性兼用)の検体採取用スワブ(青色)で咽頭後壁を擦過し、擦過物を採取します。採取前に口腔内洗浄や飲食をしないようにしてください。
2.スワブ搬送用チューブのキャップをはずし、ただちに青色スワブ搬送用チューブ内のスワブ搬送液に懸濁します。
3.内容物が飛散しないよう注意しながら、青色スワブを所定の位置で折ります。
4.スワブ搬送用チューブのキャップをしっかりと閉め、ラベルに必要事項を記入します。
以上ですが写真を参考にしてください。
2015年07月31日
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