Home > 【性にまつわるお話】 > マイケル・ダグラス「クンニしすぎて咽頭ガン」
マイケル・ダグラス「クンニしすぎて咽頭ガン」
少し古くなりますが、平成25年(2013年)6月28日発行のフライデーFRIDAYに私の関連記事が掲載されましたので報告いたします。
マイケル・ダグラス「クンニしすぎてガン」ってあり得る!?
エロスの権化が衝撃告白
かつてセックス依存症を告白した米俳優マイケル・ダグラス(68)がまたやってくれた。
今度はなんと、「クンニのしすぎでガンにかかった」と英ガーディアン紙に明かしたのだ。
映画『氷の微笑』『危険な情事』などエロティック・サスペンスで不動の地位を築いてきた名優は、いったい何を考えているのか。
まずは彼の奔放な私生活を振り返ろう。「‘77年にオーストラリア外交官の娘と結婚。
しかし‘92年、ダグラスは妻の親友とコトに及んでいる現場を妻に目撃されてしまいます。
同年、アルコールとドラッグ依存症でリハビリ施設に30日間入所、セックス依存症の治療中でもあると噂されていました。
’00年に妻と別れ、女優キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(43)と再婚した際はプレナップ(婚前契約)で『1回浮気するごとに500万ドル(約5億円)の罰金』という項目があったといわれています」(ハリウッド在住のセレブ通ライター・D姐氏)
そんな彼が‘10にステージⅣの末期の咽頭ガンを患い、それを克服したことは知られているが、“原因”への言及はもちろん今回が初めて。
記事では、ガンに関して「過去の喫煙や飲酒を後悔しているか」と問われて、こう返している。
「いいや。咽頭ガンになったのは飲酒や喫煙のせいじゃなく、クンニリングスのせいだからね。このガンはHPV(ヒトパピローマウイルス。悪性型だと女性の場合、子宮頸ガンなどの原因になる)に由来するもので、クンニがその主な感染原因と考えられるんだ」
ガンの原因ウイルスが感染する?しかもオーラルセックスで?
にわかには信じがたい話だが、性感染症の専門家である宮本町中央診療所院長の尾上泰彦氏は「十分あり得る話だ」とうなずく。
「遺伝などの先天的な要因以外にも、ガンの原因ウイルスに感染することがあるというのは常識です。
さらに口腔咽頭は性感染症の温床。HPVは150以上のタイプが存在し、男女問わず誰でも持っている可能性がある。
悪性型のHPVを持っている女性も実は多いのですが、子宮頸ガンを発症するとは限らない。
ただ、それを知らずにクンニを続ければ男性の感染リスクは当然高まっていきます。
補足ですが、これを防ぐには、女性の場合は子宮頸ガンを予防するワクチンを接種することです。
日本ではこの問題に対する認識が立ち遅れていて、まだ男性に対するワクチンは認可されていません。
心配な人は高額な検査を受けるしかないのが現状なんです」
ダグラスの唐突な“告白”は、タダのトンデモ発言ではなかったのだ!
しかし今回の発言、妻であるキャサリンがウイルス保菌者という印象を世に与えてしまった。
記事掲載後、さすがにマズいと思ったのかダグラスは火消しに躍起だが、前妻が、「私は保菌者ではない」と主張するなど、あちこちで“炎上”状態。
いろんな意味で、「口は災いのもと」ということか・・・・・。
2015年08月26日
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dr-onoe.com/mt/mt-tb.cgi/195