泌尿器科専門医 ドクター尾上の医療ブログ:泌尿器科専門医 ドクター尾上に寄せられるさまざまな性感染症のトラブルについて専門家の立場からお答えします。

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ヘルペス性尿道炎

30代の男性から、性器ヘルペスの尿道炎について相談がありましたので報告いたします。
 
【相談内容】
私は30代の男性です。
 
ヘルペスが、目で確認できない尿道内にできることはあるのでしょうか?

なんとなく、ヘルペスが尿道に再発している気がしています。

頻尿と若干の違和感に現在なっています。
 
ご指導ください。

①参考症例:尿道口を広げると写真のように、 尿道粘膜に浅い潰瘍やビランを認めることが、しばしばあります。

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【回答】

性器ヘルペスが生じるのはペニスだけではありませんない。
 
尿道、肛門、陰嚢、臀部などに生じる場合があります。
 
尿道口を広げると参考写真のように、尿道粘膜に浅い潰瘍やビランを認めることが、しばしばあります。
 
この所見が尿道内に生じても、何の不思議もありません。
 
貴男は性器ヘルペスの再発を何回か経験している方ですから、ヘルペスの前兆症状を感じ取っているのかもしれません。
 
ヘルペス性尿道になると尿道に違和感、不快感、疼痛、排尿痛などを認めることがあります。
 
尿検査でHSV(単純ヘルペスウイルス)が見つかる場合もあります。
 
性器ヘルペスの専門医を探して診ていただくことをお勧めいたします。
 
お大事になさってください。

②丸ビル「筑紫楼」のフカヒレのお刺身・絶品です

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2016年07月26日

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