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梅毒の予防対策
2010年から梅毒が増加傾向を示しておりましたが、最近、激増しています。今までにない現象として、20~25歳の若い女性に急増していることです。
そのためこの5年間に先天梅毒児が増えてきています。
まさしく、憂慮すべき社会的問題となっています。
今回はこの梅毒の予防策について勉強したいと思います。
≪梅毒の予防対策≫
予防対策としては、特にリスクが高い集団に対する啓発活動が重要となります。
具体的には下記のようにまとめてみました。
(1)不特定多数の人との性的接触はリスク因子となります。
そのためには不特定多数の人とセックスをしないことです。
健康なパートナーと健康なセックスをすることです。
(2)コンドームを適切に使用しないことが感染のリスクを高めます。
コンドームは性行動の始めから最後まで装着しましょう。
① コンドーム
(3)オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。
やはりコンドームをしっかりと装着しましょう。
② 花魁も使うコンドーム?
(4)梅毒は終生免疫を得られないので再感染いたします。
交通事故と同じで、車をきれいに修理しても、また事故を起こせば再感染いたします。
すなわち、何回でも感染するということです。
(5)不安な行為があってから、3~6週間以上経過してから梅毒の血液検査を受けましょう。
そして心の平安を勝ち取りましょう。
もし感染が分かったら、ラッキーだと思ってください。
治療に結びつくからです。
専門医の治療を受ければ、結婚もできるし、子供を産むこともできます。
③梅毒の血液検査
(6)性的行動が多い方は定期的に検査を受けることをお勧めいたします。
(7)基本的に愛のあるセックスを行うことです。
貴方はパーとナーを愛していますか?
貴方が愛しているのはセックスだけではありませんか?
愛のあるセックスを行っていれば感染のリスクは低くなります。
などが啓発ポイントとなります。
皆さまの性の健康をお祈りいたします。
2016年07月29日
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