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安田大サーカス」団長 緊急手術
安田大サーカスの団長・安田裕己さんが睾丸回転症で入院し緊急手術を受けました。(2009年7月8日)この病気の件で、尾上泰彦・宮本町中央診療所院長が日刊ゲンダイから取材を受けましたので、取材内容をご紹介いたします。
2009年7月13日(月)10時0分配信 (日刊ゲンダイ)
「記事内容」
お笑いトリオ 安田大サーカス の団長・安田裕己(35=写真中央)が緊急入院した。
キンタマが袋の中で回転し、血管や精管がねじれる「精巣捻転」という病気だ。
安田は都内の病院で緊急手術を受けたというが、一体どんな病気なのか。
所属事務所などの発表によると、安田は8日、都内の自宅で突然、腹痛に見舞われ、
救急車で港区内の病院に搬送、「精巣捻転」と診断された。
「『睾丸回転症』ともいい、通常は体に固定されている睾丸が何らかの原因でねじれる病気です。睾丸には血管や精子を運ぶ精管がつながっていて、ねじれると血液などが精巣に流れなくなり細胞が死んでしまう(壊死)。このため、ねじれを治す緊急手術が必要になるのです」
(尾上泰彦・宮本町中央診療所院長)
数時間放っておけば、キンタマの摘出は免れない。20~30代に見られ、不妊症の原因にもなる恐ろしい病気だ。安田は手術で摘出を免れたが、原因は何なのか。
事務所などの説明によると、安田は「睾丸を固定している靭帯が生まれつき細い」ため、回転したというが、キッカケは本人も心当たりがない――と強調するばかりだ。
安田が病院に駆け込んだ日はオフ。仕事中でなくてよかった。
(日刊ゲンダイ2009年7月10日掲載)
2009年07月16日